スペインリーグはクリスマス休暇をはさみ、年内の最後のリーグ戦が12月30日に行われた。
15節終了時点での上位8チームにスペインカップ出場権が与えられる。吉川智貴が所属する
マグナ・グルペアは、13節終了時点で8位に属している。

　11節アウェーでのサンティアゴ・フットサル戦は敗れ、勝点を積み重ねられなかった。
12節ではスペインカップ出場枠を争う直接のライバル、サンタ・コロマとの対戦し、4-2で
勝利し、勝点3を手にした。サンタ・コロマは今シーズン好調で、順位表では3強の後ろに
位置するが、吉川にとっては、苦しい試合ではなかったようだ。

「ディフェンスはよく、攻撃も点を決めていたので、完全に自分たちがゲームを支配できた
ゲームでした。勝点は向こうの方が上でしたが、スペインカップ出場権を確実にするには大きな勝点3でした」

　クリスマス休暇明けの30日に行われた13節バルセロナ戦は、ホームで1-3で敗れた。
決定機の数は多かったが、バルセロナのゴレイロの好守にあい、勝点を手にできなかった。
内容は上回ったが、試合では勝てなかった。強豪である所以を見せつけられたゲームとなった。

「相手のゴレイロ、ファンフォに相当止められました。チャンスの数はこっちの方が多かった
ので、内容的にはよかったです。ホームで勝点を取れなかったのは悔やまれますけど『この
戦いを続けていけば』という試合でした」

　スペインカップ出場枠が決まる15節まで残り2試合。現在8位のマグナ・グルペアにとっては、
1月7日から始まるリーグでは決勝戦のような試合が続く。

11節サンティアゴ・フットサル対マグナ・グルペア戦ハイライト
https://www.youtube.com/watch?v=J99lEm1W07I

12節マグナ・グルペア対サンタ・コロマ戦ハイライト
https://www.youtube.com/watch?v=jU6xAk8Idm4

13節マグナ・グルペア対バルセロナ戦ハイライト
https://www.youtube.com/watch?v=-rEZyBiP1Zk　

写真01キャプション：
サンタ・コロマ戦でアルゼンチン代表マキシ・レシアとボールを奪い合う。

写真02キャプション：
バルセロナ戦でシュートを試みる吉川。ホームで強豪に敗れた。

写真提供■CD Xota