2024/02/29
プレスリリース
PLAYER’S HISTORY VOL.2 清水和也選手
トークン企画として、名古屋オーシャンズ全選手の「PLAYER’S HISTORY」を開始いたします。
普段知ることができない選手のバックグラウンドや今後への思いなどを掲載してまいります。
「PLAYER’S HISTORY」の閲覧には1000トークン以上が必要となっております。
第2弾は、清水和也選手。
一部を限定公開いたします。ぜひご覧ください。
2023年3月20日、Fリーグファンの間に激震が走る。昨シーズンの得点王・清水和也の移籍が発表されたのだ。
2022ー23シーズンの途中で、スペインからフウガドールすみだへ復帰したばかり。昨年は全日本選手権で優勝を成し遂げ、これから先も「フウガドールすみだの清水和也」として戦っていくのだろう。多くのフットサルファンがそう思っていた矢先の出来事だった。
今シーズンから絶対王者・名古屋オーシャンズの選手として戦うことになった清水だが、移籍した清水を待ち受けていたのは、非常に苦しいシーズンだった。圧倒的な得点力を要しているにも関わらず、思うように勝ち点を積み重ねることができない。そんなチーム状況に呼応するかのように、昨シーズンの得点王は影を潜めた。勢いに乗り切ることができなかった名古屋は、ペスカドーラ町田に首位を明け渡したままファイナルシーズンへと突
入することになる。
ファイナルシーズンに突入しても、名古屋は苦しみ続けた。1つも落とせない状況にも関わらず、ポロポロとこぼれ落ちていく勝ち点。絶望的な状況でも、誰1人として諦めることのなかった名古屋は、最後の直接対決を前に自力優勝のチャンスを掴む。
とあるフウガドールすみだサポーターはこう語る。
「あいつは全フウガ民のヒーローなんで、必ずやってくれます。あいつの背中と脚に、ワタシ達は全ての想いを託したので」
リーグ優勝をかけたペスカドーラ町田との直接対決。自身が育った墨田の地で、優勝を手繰り寄せた決勝ゴールを見事に叩き込んだ。
サポーター席を背に、両手を広げ、仁王立ちする姿はまさにヒーローそのものだった──。
執筆:五十嵐メイさん
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