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【AFCマッチレポート】グループリーグ第1戦 vs.ロコモティフ

7月31日(金)AFCフットサルクラブ選手権イラン2015 グループリーグ第1戦 ロコモティフFC戦の
マッチレポートを掲載いたします。是非、ご覧ください!

■試合結果
AFCフットサルクラブ選手権イラン2015 グループリーグ第1戦
名古屋オーシャンズ 5-2 ロコモティフ

前半2-1 得点者:サカイ・サカイ
後半3-1 得点者:星・マティアス・コスタ
計5-2


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昨年もアジア選手権で対戦しているロコモティフとの初戦。
前半、昨年と同様に相手はハーフに引いて守備ブロックを作り、奪ってからのカウンターと速攻で
得点を狙ってきます。
対する名古屋はボールを保持する時間を長くし押し込んだ攻撃と、奪われても相手陣内でプレスを
かけボールを相手に保持させない国内のリーグ戦でも見られる展開。

今日の名古屋のセットは、
ファーストセットは、サカイ・カオル・コスタ・ヨシカワ
セカンドセットは、キタハラ・ホシ・マティアス・ナカムラ、ここにヤギが入るという二つのセット
が基本でした。
前半2分
横と縦の揺さぶりで相手守備のずれをうみ、その流れから右サイドからカットインしたサカイの
ゴールで先制。利き足の左でのゴール。

その後も試合展開は変わらず、名古屋がボールを保持し、ロコモティフが耐える。
前半15分、ロコモティフのカウンターを名古屋がファールでとめる。ゴールから10メートル付近の
みぎ45°。
そのフリーキックをゴール前で押し込まれ失点。
前半18分、またもサカイの左足からゴールが生まれる。引いている相手に対して深さと幅をつかった
理想的な形からの得点。
この得点で勝ち越し、前半は2-1とリードで終える。

初戦という 緊張感もあるのかもしれないが、思うように体が動かない選手がほとんどでした。
イスファハンの湿度が極端に低い気候(10%程度か一ケタあたり)と標高という環境に体が慣れて
いない印象を受けました。
そういった影響もあり、相手のペースに合わせてしまった感のある前半でした。

後半1分、右サイドから星がシュート、これがファーサイド下に決まり3-1。
後半11分、左サイドからヤギのパスを中央で受けたマティアスがGKをかわしてゴール、4-1.
後半13分、右サイドで相手GKとサカイ接触、サカイがこぼれ球を拾いゴール前のコスタにパス、
これを冷静に決め5-1。
後半14分あたりから相手はパワープレーを開始。
後半16分、パワープレーの流れから 一度は相手のシュートをとめるもののこぼれ球が相手にわたり
失点。5-2その後は、そのままゲーム終了。
5-2での勝利しました。

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一試合を通じて、選手の動きの強度、回復具合の悪い面が目につくゲームでした。
気持ちの入っていないゲームというわけではなく、100%の全力を出したくても出すことができない
もどかしさをプレーを見ていて感じました。
ドクターがチェックしている血中酸素濃度は平地のレベルにある選手は3名ほど。

血中酸素濃度の高地順応は、トレーニングをすることはあまり関係なく、時間が必要でその必要な
時間も個人差が大きいようです。
どのくらい酸素がない状態かというと、1分間呼吸を止め、酸素の濃度を低くした状態が今の普段の
状況という選手も何名かいます。

こういった悪い環境、コンディションの中でも初戦をとれたことは非常に大きいです。
個人的には、もっともっと動きが悪いと思っていたので、少し安心しました。
グループリーグ第2戦のゲームでは、もう少し、普段のような戦い方ができると思います。