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【月刊グラン9月号】ラファ選手インタビューを一部公開!

MONTHLY OCEANS NEWS

ここが「定位置」だ 無敗で首位キープ

「奪冠」を目指して臨む「DUARIG Fリーグ2017/2018」。
第3節で首位に立った名古屋オーシャンズは、6月30日のバルドラール浦安戦に2-1で勝ち4連勝。
7月8、9日の墨田6チーム共催試合では、初戦のバサジィ大分に3-3と引き分けて初めて勝点を
落としたものの、翌日のペスカドーラ町田戦では、昨季のプレーオフの借りを返すゴールラッシュを
見せ8-0の大勝。
7月15日の第7節・デウソン神戸戦では7選手がゴールを決めて10-0とまたも大勝。
首位をキープした。
第3節から登場したヴァルチーニョ、ルイジーニョの2選手は5試合連続でゴールを決めるなど好調を
キープ。第5節から出場した吉川智貴選手も、大きな存在感を見せてチームを引っ張っている。
8月の再開後も楽しみは尽きない。
今号のオーシャンズインタビューは、優勝した5月のオーシャンカップでMVPを獲得したラファ。
「極上のスナイパー」が穏やかな表情で内に秘める熱いメッセージを語った。


NAGOYA OCEANS INTERVIEW

ラファ
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今季初タイトルを獲得した5月のオーシャンカップは、現役セレソンのお披露目にふさわしい舞台だった。
4度ネットを揺らしたゴールはすべて勝利に導く、印象に残るプレーであり、ファンに衝撃とともに希望を
与えた。普段は穏やかな笑顔を見せるが、ピッチに立つと「極上のスナイパーシューター」として、的確に
ゴールを狙う。奪冠を絶対目標に掲げるオーシャンズにとって、本当に頼もしい存在だ。

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初ゴールで重荷下りた

――来日して3カ月。ここまでを振り返って。
<ラファ>
もっと適応するのに時間がかかるかと思いましたが、オーシャンカップの戦いでチームにしっかり適応する
ことができました。生活の面でも慣れてきたし、今はとても安定したいい状態で毎日を過ごしています。

――オーシャンカップはMVPを獲得する大活躍。
<ラファ>
私もチームもこのタイトルにかける思いが大きかった。ただ、始動してから1カ月では、しっかり追い込んだ
練習はもちろん、ボールを使ったコンビネーション練習も長くやっておらず、戦術理解が進んでいない状況
で初戦を迎えた。最初の2試合はコンディションは悪くなかったけれど、息の合わない部分もありました。
ただ試合を重ねてお互いのことが分かり合えるようになり、キャンプのようにみんなで一緒に過ごして、
コミュニケーションが深まった。試合を重ねるごとにチームがかみ合い、準決勝の大阪戦はとてもいい
フットサルができたと思っています。結果的にタイトルが取れて、とても有意義な大会でした。

――府中戦は1-1で延長戦間際という劇的なゴールでした。
<ラファ>
オーシャンカップの開幕を迎える前まで、私自身大きなプレッシャーを感じていました。プレシーズンマッチ
や練習試合で点が取れていなかったのです。ピヴォとしてゴールを期待されているのに応えられていない。
そんな思いの中、1回戦(神戸戦)で一緒に加入したぺピータが負傷して、外国人選手が私だけになり、
プレッシャーはより大きくなっていました。周囲のサポートによって決められたオーシャンズでのファースト
ゴールは、背中にあった重みを一気に軽くしてくれるものでした。思わずガッツポーズもしてしまいました。
あのゴールをきっかけに、自分らしくプレーできるようになった。最終的にMVPという形で認めてもらえた
ことは、とてもうれしかったです。

――Fリーグ開幕戦は欠場でしたが、ホーム開幕戦の浜松戦で2ゴール。特に3-0から3-2に
追い上げられて試合を折り返し、追加点が奪えない苦しい状況での4点目はとても価値がありました。
<ラファ>
チームにとって大事なFリーグ、特別な試合である開幕戦に向けて、私自身はしっかり準備ができ、
モチベーションも高い状態を保っていました。しかし、試合日を前にした練習中に、筋肉系の
違和感を感じました。試合に出るべきか悩みましたが、ペドロ・コスタ監督が「悪化させる可能性が
あるなら我慢して出ないほうがいい。
ホーム開幕戦の出場を目指そう」と言ってくれました。開幕戦に出られず、とても悔しかったけれど、
ホーム開幕戦でチームの勝利につながる大事なゴールを決められたことは、とても幸せでした。

――第3節からはヴァルチーニョ、ルイジーニョのブラジル人2選手も加わり、チームは首位をキープしています。
<ラファ>
チームはとても安定しています。自分もこのチームでプレーしていることが楽しくてハッピーです。
僕たちブラジル人選手と日本人選手の連携もよくなっているし、みんなレベルが高い。高いレベルに
あると個人のことに傾きがちでチームが疎かになりがちだけれど、私たちは一人一人のストロングポイントを
チームとして生かせている。

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