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【月刊グラン1月号】齊藤功一選手インタビューを一部公開!

MONTHLY OCEANS NEWS

首位通過へ独走態勢

「DUARIG Fリーグ2017/2018」は、AFC選手権予選による3週間のインターバルを経て
再開。1月のプレーオフで他チームを迎えるリーグ1位を目指す名古屋オーシャンズは、
11月19日にホーム・武田テバオーシャンアリーナでエスポラーダ北海道を迎えた。
先制点を許す展開となったが、終わってみれば八木聖人のハットトリックなどで10-2の大勝、
続く25日のシュライカー大阪戦は4-9で敗れたものの、2位以下に大差をつけて独走態勢に入った。
今号のオーシャンズインタビューは、11月のAFC選手権予選で初のフル代表に選出され、
貴重な経験を積んだ齋藤功一。日の丸を背負い、オーシャンズの次代を担う23歳が、笑顔に秘めた熱い思いを語った。

OCEANS INTERVIEW

齋藤功一/KOICHI SAITO
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「日の丸」が似合う男に

ピッチ上で見せる表情が明らかに変わってきた。
若手の有望株と言われ続け、覚醒の時を誰もが待っていた。
昨季はアジアクラブのタイトルをピッチで体感し、
今季はオーシャンズのファーストセットに名を連ねた。
U-25日本代表でブルーノ監督に認められ、一気にフル代表へ上り詰めた。
もはや「若手有望株」ではない、日の丸が似合う23歳になった。
人懐っこい笑顔に秘められた飽くなき向上心が、進化のパワーとなる。
(構成・月刊グラン)

「国を背負う」戦い

――初のフル代表として臨んだAFC選手権予選(11月4~6日、タイ・バンコク)を戦った感想は?
U-25日本代表として9月のトルクメニスタンでの大会(アジアインドア・マーシャルアーツゲーム)
に出場し、他国のフル代表と試合をしました。僕はそれまで代表と縁がなかったのですが、同世
代の選手と国を背負って戦うプレッシャーなど、これまで感じたことのない経験をしたことで自分
への自信を持つことができました。帰ってきてから、これで終わりじゃない、フル代表に選ばれたい
という思いが強くなりました。その後、フル代表合宿に参加した時には、オーシャンズに在籍して
いた選手も多く、すぐ溶け込むことができたのですが、U-25とのレベルの違いを感じました。
ただ、メンバーの中で左利きは(前鈍内)マティさんと僕だけ。左利きの重要性を踏まえて選ん
でくれたのかなと思います。課題も見えたし、ここは僕も通用するのかなという部分もありました。
選ばれたという自信とともに、このままではいけないという危機感も感じています。

――大会では3試合とも先発
トルクメニスタンの時に同じセットだった室田(祐希)さん(ペスカドーラ町田)、(清水)和也
(フウガドールすみだ)と僕の3人に(吉川)智貴さんが加わり、やりやすかったです。どういう
相手でも自分たちのやり方を変えないのがブルーノ監督のスタンスなので、臆することなく
戦うことができました。智貴さんがスペインで経験してきたものを見せてくれることで、足ら
ない部分を自分で気付くことができた。
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――足りないと感じた部分は?
海外の試合を見ることが多く、智貴さんのスペインでの試合も見ていました。今、一緒に
練習していても、相手をしっかり見て、自分が何をするかという判断の速さなどで差を感じます。
おそらく自分が見えていないものが見えているのだと思います。代表での経験を経て練習でも
一つ一つのプレーを自分で考えながらやっていかなければと感じています。智貴さんとはチーム
では違うセットなのですが、代表で同じセットでプレーしたことで感じることも多く貴重な経験でした。

監督を「質問攻め」

――ブルーノ監督を質問攻めにしたとか?
初めてU-25合宿に呼ばれた時、監督が僕に何を求めているのかをハッキリさせたくて、戦術的
なことを聞いていました。気になったことはここでしか聞けない、迷いがあるところはどんどん聞こう
と。今回はフィクソをやったこともあって、自分の幅を広げるために監督や鈴木コーチに積極的に質問していました。

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